色鉛筆

美大受験では、色鉛筆映像系学科受験の感覚テストで必需品です。また、デザイン系学科や芸術学系学科でも、試験内容によっては必要になる場合があります。
色鉛筆は顔料を油脂やワックスで練って乾燥させたものを軸木に入れたもので、芯を紙に滑らせた時に、紙と芯との摩擦で芯が細かい粉となって紙に付着し、紙に文字や絵を描くことができます。粉は紙に付着しているだけなので、練り消しゴム消しゴムを使用することで、紙についた細かい粉を取り去ることができます。
色鉛筆は、そんなに色数の多いものを揃える必要はありません。12色程度あれば十分描画可能ですし、最大でも24色程度のものをそろえておけば大丈夫です。入試の際には大学が色鉛筆を配布する場合もありますが、そのような場合はあまり色数が多くないことがほとんどです。
市販の色鉛筆は様々ありますが、特に指定はありません。ただし、カッターナイフで削ることのできないものや、水をたらすと水彩絵具のようになる色鉛筆(水彩色鉛筆)などは避けるようにしましょう。多くの場合、入試の際にはそういったタイプの色鉛筆を使用することができない(水を使用した表現が許可されていない)ので、受験対策には不向きです。
色鉛筆には通常「黒・白」の色が含まれています。色鉛筆の「黒」は、塗ってみるとわかりますが単一な黒の色味しか表現ができず、表現の仕方が限定されてしまいます。入試では、ほとんどの場合「鉛筆・色鉛筆」を使用して描画することが求められます。
「黒」の色味に関しては、通常の鉛筆を使用した方が、濃い薄いの調整がしやすく、絵としての表現に幅と豊かさを与えることができます。また、「白」は練り消しゴムを使って色を抜いた方が、様々な表現をすることができます。