鉛筆について

美大受験で使用する鉛筆の銘柄(メーカー)の指定は特にありませんが、「ステッドラー」「三菱ユニ」の2種類のメーカーのものを使用する場合が多いといえます。
以下に、それぞれの特徴を説明します。

ステッドラー

美大受験 鉛筆デッサン 感覚テスト用 鉛筆 ステッドラー STAEDTLER ルモグラフ鉛筆 100-HB
ドイツ製の鉛筆で、製図やデザインの世界ではプロフェッショナルが使用する鉛筆として定着しています。描いた時には三菱ユニよりも「硬い」感触(手応え)がします。
購入する際には、上記の画像のような「青いステッドラー」を選びましょう。ステッドラーは何種類か鉛筆を販売していますが、製図・デザイン用の「ルモグラフ」が、一般的には美大受験で使用されているものです。

三菱ユニ

美大受験 鉛筆デッサン 感覚テスト用 鉛筆 三菱ユニ ミツビシ Uni鉛筆ダース・HB UHB
国産の鉛筆です。描いた時にステッドラーよりも「やわらかい」感触(手応え)がします。三菱鉛筆からは「ユニ」「ハイユニ」の2種類のユニシリーズが発売されていますが、「ユニ」で十分です。

ステッドラーと三菱ユニを使い分ける

ステッドラーと三菱ユニは、それぞれ描いたときの指に残る感触(手応え)や描画面の印象が多少異なります。よって、「どちらか一方のみを使っていればよい」というものではなく、自分自身の描き方や好みによって、適宜使い分けることが望ましいと言えます。
特に「鉛筆デッサン」「感覚テスト」などで鉛筆を使用する場合には、「ステッドラー」と「三菱ユニ」の両方について、全ての硬さ(濃さ)の鉛筆を最低1本ずつそろえるのが理想的です。

鉛筆の硬さ(濃さ)について

鉛筆には、芯の硬さ(=濃さ)の段階が細かく設定されています。その中のどれか1種類だけを持っていれば良いというものではなく、まずは全ての芯の硬さ(濃さ)の鉛筆を「ステッドラー」「三菱ユニ」のそれぞれのメーカーについて試し、試行錯誤しながら自分自身の「鉛筆の使い方」を見つけ出していきましょう。

ステッドラー(16硬度)

8B、7B、6B、4B、3B、2B、B、HB、F、H、2H、3H、4H、5H、6H

三菱ユニ(17硬度)

6B、5B、4B、3B、2B、B、HB、F、H、2H、3H、4H、5H、6H、7H、8H、9H
なお、「ステッドラー」「三菱ユニ」ともに、16硬度のうちの両方の端のものは、「やわらかすぎ」「濃すぎ」「硬過ぎ」「薄過ぎ」などから扱い辛かったりします。
初心者の方は、実際に購入するのは、「ステッドラー(7B〜5H)」「三菱ユニ(5B〜7H)」くらいにしておいて、どうしても必要であれば、後で買い足せばよいと思います。

出来るだけ沢山の本数を

試験本番は、時間との勝負になります。はっきりいって、減った鉛筆を削っている時間すらもったいないといえます。
このことから、最初に購入する鉛筆は「ステッドラー」「三菱ユニ」のそれぞれの硬さ(濃さ)を1本ずつでもかまいませんが、試験本番までには「自分のデッサンの描き方」「好みの鉛筆の使い方」を見つけ出し、よく使用する硬さ(濃さ)の鉛筆をできるだけたくさん(10本くらい)はそろえておくことが理想です。