練り消しゴム(練りゴム)

クサカベ Artists' Eraser 練りゴム
美大受験生にとって、ねりごむ(練り消しゴム)は必需品です。
試験の解答用紙などに自分の名前を記入する際など、文字を消す際には普通の消しゴムで良いのです。しかし、デッサンなど「絵」として描画する際に使用するのに、練りゴムほど多様性のある使い方のできる素材はありません。
練りゴムは、いわゆる普通の消しゴムとは、様々な点で異なっています。指で様々な形に加工することができますし、消しカスも出ません。
指で様々な形に加工することできるため、例えば細く練り上げるように突き出して、先端だけで細い線を描くように鉛筆の黒を取ってみたり、平たく伸ばして広い範囲を叩くようにして使うことで、塗りすぎた黒の色味を調整するような使い方をすることができます。
普通の消しゴムは紙表面に付着した黒鉛(鉛筆の黒)を擦り取っていきますが、練りゴムは紙に押し付けて黒鉛を吸着させていく使い方をします。このため、普通の消しゴムほど紙を痛めずに、鉛筆の黒を取り去っていくことができます。その反面、強い筆圧で書かれた文字などを消すのには向いていません。文字を消すなら、やはり普通の消しゴムが良いでしょう。
一般的には、「間違って書いたものを消すために使う」というイメージのある消しゴムですが、美術の世界においての練りゴムは、「間違って描いたものを消すために使う」だけでなく、「白を表現する画材」としての、他の画材には無い独特の使用目的があります。
このことから、美術の世界では、「練りゴムは、白い鉛筆」という言い方をしたりします。デッサンは、黒い鉛筆で描くだけでなく、白い練りゴムで描くこともできるのです。練りゴムを使用すると、描いた手順や練りゴムの使い方などの痕跡がある程度残るので、「デッサンの際に練りゴムをどれだけ工夫して使っているか」の修練度がなんとなくわかり、デッサンの善し悪しを点数で評価する際のひとつの目安ともなっています。
受験前にデッサンの修練を重ね、練りゴムを自在に使うことができるようになっておきましょう。

メーカー別リスト

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クサカベ社の練り消しゴム。